大空の下で 〜my diary〜

モンタナの小さな街から送る、留学日記

昨年11月末にニューヨークの街角で見かけたこのポスター、何だかすごく好きだったんだよね。
なぜか黒髪に青い目になっちゃってるけど。

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日本でも多くの人が既に鑑賞したであろう、映画「Memoirs of a Geisha」の大きなポスター。
日本では「さゆり」という言葉でおなじみかも知れませんね。
昨年12月の始めに、日本とアメリカ同時上映開始だったらしいけれど・・・。

見逃してしまいました!!(>_<) うっうっうっ・・・。

本当は、観たかったんですよね。でも、うっかり上映期間をチェックするのを忘れてしまっていて、私が今住んでいる街での上映は、つい先ほど終わってしまいました。
最後の上映は、夜10時半。その15分ほど前に知って、慌てて観たいねと話していた友だちに電話をかけた(夜遅くに迷惑ながら)けれどつながらない。一人で歩いて観にいこうかと思ったけれど、旅行者ではなく交換留学生という身、いくら治安の良い街だからと言って、夜一人で出歩くのは何かあったら私だけではなく周りの人にも迷惑をかけるし、ということで、あきらめました。
映画館の大きなスクリーンではないけれど、DVD化されたら観ます。 笑 

どこまでマイペースな私なのだろう・・・。
流行には、いつもついていけません。「ラストサムライ」も、この前偶然テレビで初めて見ました。

ともあれ、何やらこの映画、様々な意見が飛び交っているみたいですね。日本での物語なのに、主演として選ばれた女優さんが日本の方ではなく中国の方だったそうで。私もいつも拝見しているBambinaさんの素敵なブログの記事から知ったことだったのですが、ちょっと残念だなと思いました。

Bambinaさんのブログの記事(上から4つ目)
(勝手にリンクすみません!)

私が通う大学のコミュニケーション学の教授で、地元紙に毎週映画のレビューを載せている方がいらっしゃるのですが、その方も「この映画は日本人の女優を主演にして英語の字幕をつけるべきだった」と書かれていました。なるほど納得。

スクリーンの中のZiyi Zhang(チャン ツィイー)さんはさぞかし美しかろうけど、日本で活躍する女優さんが着物で着飾って立ち振る舞いをし、日本語を話したら、私はこの映画をもっと観たくなっただろうなと思いました。映画をろくに知らない私がどうこう言うのは本当は気がひけるのですが。

ポスターの絵はなんて“切ない”目をしているのだろう。
英語のheartbreakingって言葉じゃ足らない、まさに“切ない”って言い表したくなるような表情だ。
共感というものは常々、大きなインパクトを与えてくれるものだなぁ。

そうそう、日本で既にこの映画を観られた方は、ラストはしばし秘密にしててくださいね〜! 笑
“・・・たとえその人を十分に理解することが難しかったとしても、
それでもなお私たちは、その人を十分に愛することが出来る。”


昨日ご紹介させていただいた映画、「リバー・ランズ・スルー・イット」の最後の方のシーンで、
大切な人を亡くしてしまった牧師である父親が、教会で信教者にこんな言葉を投げかける。

なんか、この言葉、すっごく寛容だ。
そう思った私は、即メモをとった。

何だか、人って(「私」と具象化した方がよいのかもしれないけれど)、
“こんなの理解できない!”とか、“どうして理解してくれないの!”とか、
そんな風に悲しんだり憤ったりしていることがよくあると思う。

でも、理解できなくたっていいんだ。
だって世界は、人それぞれがそれぞれの視点を通して抱いているもの。
他の誰かが、それを変えることなんて出来ない。

もちろん、理解し合おうと努力しあうことは大切だし、それはとても素敵なことだと思う。
それでも難しかったのなら、それを悲しまずに憤らずに、その人に微笑みかければいい。

なんか、もっともっと心が大きくて温かい大人になりたい。

そう、思った。
と、心に沁みゆくような映画だった。

リバー・ランズ・スルー・イット

リバー・ランズ・スルー・イット (英語のタイトルは“A River runs through it”)

ロバート・レッドフォード監督、ブラッド・ピット、クレイグ・シェーファー、トム・スケリット主演。
1992年、アメリカ制作の作品。

ご紹介させていただきながら恐縮なのですが、実は映画の批評などは苦手で、またその上、色んな方がたくさんネット上でも書かれているかと思いますので、紹介文はアマゾンさんに載っていたレビューを抜粋させていただきます。

(以下、引用)

モンタナの雄大な自然をバックに、ある兄弟が父親に習ったフライフィッシングをとおして成長し、人生を学んでいくさまが描かれている。自然の完璧なまでの芸術性の前で、人が美しく生きるとはどういうことなのかを考えさせられる。モンタナの自然の美しさを存分に楽しめる作品でもある。森を流れる川のせせらぎや、水面に反射する日の光、言葉のつむぎ方など、全編をとおしてロバート・レッドフォード監督らしい詩的な感じが漂っている。(梅澤眞由美)”

(引用終わり)

そうなんです。この映画、もう10年以上前に制作されたものなのですが、私が今滞在しているモンタナを舞台に描かれています。だからなおさら、映画の中に出てくる地名なんかは親しみが持てて、何だかうれしくなってしまうんですね。

私はルームメイトが持っていたDVDを借りて観たのですが、今日観たのが2回目。作品が表現しているものを自分なりに読み解いて呑み込むまでに時間がかかる私は、それでもまだまだ観たりないくらいなのですが、「この映画好き!」って率直に思うので、紹介させていただいた次第です。

主演のブラッド・ピットがハリウッドで名を馳せるようになった、初めての作品らしいのだけれど、確かに彼の演技力は天才的でした。眩しいくらいに輝く役が、観る人をストーリーに吸い込ませていきます。

ちょっと記事が長くなってしまいそうですので、勝手ながら、続きは次の記事で書かせていただきたいと思います