「人はどこから来て、どこへ向かっているのか。」
もし真に“どこへ向かって”いるのかを知りたいのならば、“どこから来て”いるのかを知らなければならない。前方に視線を注いでいるばかりでは、全体像は一向につかめないのだろう。
私の尊敬するある方は、話を伺った際に、何と「宇宙史」から話を始めて下さった。
と、そんなことをふと思い出す。

学ばせてもらう機会があるということは、本当に幸せなことだなぁとつくづく感じます。
春学期に受講している授業の一つが、“Native American Study”というもの。
いわゆる、アメリカ先住民について学ぶ学問ですが、今私が通っている大学では文化人類学の
フィールドの一つとして設けられており、これがまた興味深い分野なんです。
教科書は、以下のものを基本的に使っています。
まだ読んでいる途中ですが、非常に面白いです。

“Native Roots”
世界最大のピラミッドは、エジプトのギザにあるクフ王のピラミッドだよと、義務教育の中での歴史の授業で習った記憶がありますが、それさえも超える大きさのピラミッドがあるそうなんですね。
今から1300年〜400年ほど前、北アメリカのイリノイ州の南に「カホキア(Cahokia)」と呼ばれる文明都市が栄えていたそうです。何でもその位置から、世界でも有数の長さを誇るミシシッピ河の恩恵を受け、貿易の中心地として栄えた土地だとか。
参考までに、
日本語のサイト→Wikipedia「カホキア」
英語のサイト→“Ancient Cahokia”
古代文明を築いた都市は、アメリカ大陸ではマヤ、アステカ、インカがよく知られていますが、
それだけではなかったんですね。
Wikipediaさんのサイトにカホキアのピラミッドの写真が載っていますが、私の目にはどうしてもエジプトのピラミッドよりも日本の古墳に似ているように見えて仕方がありません。
ちなみに、カホキアで最大のモンクス=マウンドは、王のお墓というよりも専ら儀式や太陽暦のために使われていたのだそうです。
エジプトやマヤのピラミッドにしても、日本の古墳やカホキアのピラミッドにしても、全く違う土地で作られたとは思えないほど似通っているような気がしてなりません。
現在ではアフリカに人類発祥の起源があって、そこから人類は世界各地に散らばっていったのではないかと考えられている説があるようですから、それを基に考えるとすれば、アメリカ大陸に始めて行き着いた人びとは太平洋側か大西洋側の陸を渡り海を越えることで新しい土地を見つけることが出来たと考えられます。
ちなみに、アメリカ大陸の先住民はアジアから移り住んだという説があるそうです。ということは、アメリカのネイティブ・アメリカンの人びとが長い間引き継がれている伝統を垣間見ることは・・・原始時代の日本人ともつながっているのかな・・・!?と、勝手に想像も膨らみます。わくわく、わくわく。
このお話の続きは、また今度書かせていただきますね。
写真は、一年に一度へレナ市内で開かれる“pow wow”の様子です。
子どもから大人までみんな、カラフルな衣装で着飾っていて、とても華やかなセレモニーでした。
ネイティブ・アメリカンの音楽は、いつ聴いてもハートに強く響きます。力強いあの太鼓の音とリズム、歌声が、何とも心地いいんですよね。魂がずっと探し求めていたかのように。

作家であり、先住民文化(ストーリーテリング)研究家の北山耕平さんのとっても素敵なブログに、
カホキアについての興味深い記事が載せられていました。
↓
ネイテイブ・ノース・アメリカ(亀の島)最大の農耕文明遺跡
----------------------------------------------------------------------------------------------
追記:
記事の更新が滞ってしまっていて申し訳ありません
書きたいことはたくさんあるのですが、なかなか勉強に追われてネットに手をつけられていない日々です。それでもご意見やご感想など聞かせていただけると大変有り難いですので、何かありましたらコメントにでもぜひ残していかれて下さいね。
最近、今さらながらもモンタナでの生活を送りつつ日本からの情報を得ることで、2つのつながっていない世界の間にいるような、不思議な感覚がしています。 笑
もし真に“どこへ向かって”いるのかを知りたいのならば、“どこから来て”いるのかを知らなければならない。前方に視線を注いでいるばかりでは、全体像は一向につかめないのだろう。
私の尊敬するある方は、話を伺った際に、何と「宇宙史」から話を始めて下さった。
と、そんなことをふと思い出す。

学ばせてもらう機会があるということは、本当に幸せなことだなぁとつくづく感じます。
春学期に受講している授業の一つが、“Native American Study”というもの。
いわゆる、アメリカ先住民について学ぶ学問ですが、今私が通っている大学では文化人類学の
フィールドの一つとして設けられており、これがまた興味深い分野なんです。
教科書は、以下のものを基本的に使っています。
まだ読んでいる途中ですが、非常に面白いです。

“Native Roots”
世界最大のピラミッドは、エジプトのギザにあるクフ王のピラミッドだよと、義務教育の中での歴史の授業で習った記憶がありますが、それさえも超える大きさのピラミッドがあるそうなんですね。
今から1300年〜400年ほど前、北アメリカのイリノイ州の南に「カホキア(Cahokia)」と呼ばれる文明都市が栄えていたそうです。何でもその位置から、世界でも有数の長さを誇るミシシッピ河の恩恵を受け、貿易の中心地として栄えた土地だとか。
参考までに、
日本語のサイト→Wikipedia「カホキア」
英語のサイト→“Ancient Cahokia”
古代文明を築いた都市は、アメリカ大陸ではマヤ、アステカ、インカがよく知られていますが、
それだけではなかったんですね。
Wikipediaさんのサイトにカホキアのピラミッドの写真が載っていますが、私の目にはどうしてもエジプトのピラミッドよりも日本の古墳に似ているように見えて仕方がありません。
ちなみに、カホキアで最大のモンクス=マウンドは、王のお墓というよりも専ら儀式や太陽暦のために使われていたのだそうです。
エジプトやマヤのピラミッドにしても、日本の古墳やカホキアのピラミッドにしても、全く違う土地で作られたとは思えないほど似通っているような気がしてなりません。
現在ではアフリカに人類発祥の起源があって、そこから人類は世界各地に散らばっていったのではないかと考えられている説があるようですから、それを基に考えるとすれば、アメリカ大陸に始めて行き着いた人びとは太平洋側か大西洋側の陸を渡り海を越えることで新しい土地を見つけることが出来たと考えられます。
ちなみに、アメリカ大陸の先住民はアジアから移り住んだという説があるそうです。ということは、アメリカのネイティブ・アメリカンの人びとが長い間引き継がれている伝統を垣間見ることは・・・原始時代の日本人ともつながっているのかな・・・!?と、勝手に想像も膨らみます。わくわく、わくわく。
このお話の続きは、また今度書かせていただきますね。
写真は、一年に一度へレナ市内で開かれる“pow wow”の様子です。
子どもから大人までみんな、カラフルな衣装で着飾っていて、とても華やかなセレモニーでした。
ネイティブ・アメリカンの音楽は、いつ聴いてもハートに強く響きます。力強いあの太鼓の音とリズム、歌声が、何とも心地いいんですよね。魂がずっと探し求めていたかのように。

作家であり、先住民文化(ストーリーテリング)研究家の北山耕平さんのとっても素敵なブログに、
カホキアについての興味深い記事が載せられていました。
↓
ネイテイブ・ノース・アメリカ(亀の島)最大の農耕文明遺跡
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追記:
記事の更新が滞ってしまっていて申し訳ありません

書きたいことはたくさんあるのですが、なかなか勉強に追われてネットに手をつけられていない日々です。それでもご意見やご感想など聞かせていただけると大変有り難いですので、何かありましたらコメントにでもぜひ残していかれて下さいね。
最近、今さらながらもモンタナでの生活を送りつつ日本からの情報を得ることで、2つのつながっていない世界の間にいるような、不思議な感覚がしています。 笑
昨日のコンサート。
深くうなずいた言葉が一つ、ありました。
“For us, music is life.”

“自分たちにとっては、音楽ってもんは生きることそのものなんだよ。”
この日ゲスト出演をしていた、モンタナのネイティブ・アメリカン部族の一つである「ブラックフット」の、酋長さんのお言葉でした。何だか、意味が深いですね。
モンタナには、ネイティブ・アメリカンの居留地が7ヶ所あります。
その中で、最も規模の大きい部族が「ブラックフット」。
コンサートのポスターが、ネイティブ・アメリカンの音楽を披露することを強調しているものだったので、ちょっと期待して行ってみたのですが、(私にとっては)残念ながら、期待した音楽は幕開けの時だけで、その後は2時間くらいずっとオーケストラによるクラシック音楽でした。
私は小学校高学年から8年間くらい、吹奏楽部や一般のマーチングバンドに所属していたので、そういう意味では何かと西洋的な音楽はちょっとかじってきたのですが、なぜか分からないけど、どうもクラシック音楽って実は自分から進んで聴こうとは思わないんですよね・・・。
でも、その他のジャンルの音楽はほとんど大好きです。
最近はアイリッシュやケルトの民族音楽、中東の民族音楽に影響を受けたものあたりをよく聴いています。ネイティブ・アメリカンの音楽の影響を受けた曲も大好きです。
この日も、酋長さんたちの力強い声で歌が振る舞われた後にオーケストラのミュージックが披露されたのですが、何だか私にとってはアンバランスなものに見えました。
タワーレコード株式会社さんが、“NO MUSIC, NO LIFE”ってのを謳い文句にして広報をされていて、“音楽があることで気持ちや生活が豊かになる”という意味らしいのですが、ネイティブ・アメリカンの酋長さんによって発せられた言葉の方が何か説得力があるよなぁなんて。
音楽って、元々はそれほど特別なものじゃなくって、もっと生活のすぐ近くにあったものなんじゃないかなと思います。喜びとか悲しみとか、様々な感情をヒトが共有し合い、シンパシーを感じたりする一つの知恵としての役割も大きいのだろうなぁと。
それにしても上の写真、何だか不思議な光景だよなぁ・・・。
深くうなずいた言葉が一つ、ありました。
“For us, music is life.”

“自分たちにとっては、音楽ってもんは生きることそのものなんだよ。”
この日ゲスト出演をしていた、モンタナのネイティブ・アメリカン部族の一つである「ブラックフット」の、酋長さんのお言葉でした。何だか、意味が深いですね。
モンタナには、ネイティブ・アメリカンの居留地が7ヶ所あります。
その中で、最も規模の大きい部族が「ブラックフット」。
コンサートのポスターが、ネイティブ・アメリカンの音楽を披露することを強調しているものだったので、ちょっと期待して行ってみたのですが、(私にとっては)残念ながら、期待した音楽は幕開けの時だけで、その後は2時間くらいずっとオーケストラによるクラシック音楽でした。
私は小学校高学年から8年間くらい、吹奏楽部や一般のマーチングバンドに所属していたので、そういう意味では何かと西洋的な音楽はちょっとかじってきたのですが、なぜか分からないけど、どうもクラシック音楽って実は自分から進んで聴こうとは思わないんですよね・・・。
でも、その他のジャンルの音楽はほとんど大好きです。
最近はアイリッシュやケルトの民族音楽、中東の民族音楽に影響を受けたものあたりをよく聴いています。ネイティブ・アメリカンの音楽の影響を受けた曲も大好きです。
この日も、酋長さんたちの力強い声で歌が振る舞われた後にオーケストラのミュージックが披露されたのですが、何だか私にとってはアンバランスなものに見えました。
タワーレコード株式会社さんが、“NO MUSIC, NO LIFE”ってのを謳い文句にして広報をされていて、“音楽があることで気持ちや生活が豊かになる”という意味らしいのですが、ネイティブ・アメリカンの酋長さんによって発せられた言葉の方が何か説得力があるよなぁなんて。
音楽って、元々はそれほど特別なものじゃなくって、もっと生活のすぐ近くにあったものなんじゃないかなと思います。喜びとか悲しみとか、様々な感情をヒトが共有し合い、シンパシーを感じたりする一つの知恵としての役割も大きいのだろうなぁと。
それにしても上の写真、何だか不思議な光景だよなぁ・・・。
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